無職という恐怖 - コラム - 専門家プロファイル

山中 伸枝
ワイズライフFPコンサルタント 
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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無職という恐怖

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稼ぎ力への執着は、ある種自然な感覚。だから稼げない自分に対して、不安になる。

だったら、働けばいいジャン。

でも、それは時にして答えにはなりません。

例えば小さな子どもがいたら・・・私自身育児休業中の自分を思い起こせば、一日中頭の中は「おっぱい、おしっこ、うんち」の3ワードのみ(スミマセン、いきなり^^)宇宙人のようにわけの分からない赤ん坊と家の中ふたりきり文字通り悪戦苦闘の数ヶ月でした。

例えばお年寄りがいたら、病気の家族がいたら・・・人によって「仕事をもつ」ことが難しい場合もあります。

そしてもうひとつ大きなハードルがあります。

一度仕事から離れてしまうと、再度仕事に着く事に対しなんとはなしに恐怖感を抱いてしまうのです。世の中から取り残されてしまって、ついていけないんじゃないのか、会社で上手く人付き合いが出来ないのではないか、など。

数ヶ月の育児休業とて同じこと。仕事の内容が変わっていやしないか、業務知識が陳腐化して使い物にならないんじゃないか・・・心配事はつきません。

私は前職で人事に携わっていて、職場での評価はいかにその人に想像力があるかにかかっている!と感じました。

全く業種の違う業界から転職しても、同種の企業からの転職にしても、「今自分が求められていることは何か?相手が求めているものは何か?」そのイマジネーションが出来る人は職場での信頼も厚く評価も高いのです。

だから今状況が許さず働きたくても働けない人は、想像力を高めながら力を蓄えたらよいと思います。

そして、チャンスが来たら・・・飛立ちましょう!