色はイメージをつなぐ
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2006-11-26 00:00
そういえばこのごろはその感覚は薄れて来たけれど、
いまだに残っている。
1=白または青
2=赤
3=緑
4=オレンジまたは黄色
5=黒
6=水色
7=茶色またはオレンジ
8=黄色
9=アズキ色
0=うすーいグレー
なので、たとえば『25』なら赤と黒のイメージとして認識したり、
絵の具の混じりあった「赤黒い色」として認識したりする。
記号にも性格があるように感じられるというか。
でもこの感覚はけして珍しいものではなくて、大人になるまでは誰でも持っているものだそうだ。
たぶん、覚えあるでしょ?
10年前、初めて入った設計事務所で電卓と鉛筆でひたすら壁面積の見積り計算していた時にも
まだこの感覚はハッキリとあった。
そうか、薄くなってきたのはちょうどコンピューターを使うようになった時期と重なるような気がするなぁ。
いまウチのコドモが、
「これはカーカ、パパはねぇ・・・これ!、ボウちゃんはぁこの色」と言いながら隣で遊んでる。
試しに訊いてみたら、黄緑がお母さん、緑がお父さん、オレンジ色が自分なんだと。
色はイメージをつなぐ。
面白いねぇ。生きてるだけでホント、毎日面白いねぇ。
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このコラムの執筆専門家
- 須永 豪
- (長野県 / 建築家)
- 須永豪・サバイバルデザイン
響きあう木の空間
森や山と人、地球が健全に回っていく様子を見届けたい。 木を街に届け人の営みに森をもたらし木が、森が、地球が、生命が、人が、そして星々や宇宙までもが響あいはじめるそんな木の建築空間宇宙の意図が起動する響きあう木の空間をつくろう