防災の日
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2006-09-01 00:03
万が一、地震災害が起きたとき皆さんの住宅の安全を調査する「応急危険度判定士」の仕事と判定の際のステッカーをご紹介いたします。
平成7年1月の兵庫県南部地震においては、我が国において初めて大規模な応急危険度判定作業が実施され、延べ約6,400名の建築技術者により50,000棟の建築物の判定が行われました。その結果6,000棟余りの建築物が危険と判定されています。
目的
応急危険度判定は、地震により被災した建築物について、その後の余震等による倒壊の危険性ならびに建築物の部分等の落下あるいは転倒の危険性をできる限り速やかに判定し、その結果に基づいて恒久的復旧までの間における被災建築物の使用にあたっての危険性を情報提供することにより、被災後の人命に係わる二次的災害を防止することを目的としてます。
適用範囲
地震被災を受けた木造、鉄骨造、鉄筋及び鉄骨鉄筋コンクリート造等の建築物。
調査方法
被災建築物の調査判定は、応急危険度判定に関する有資格者が現地において、主として建築物の外観から目視により建築物及び建築物の部分等の沈下、傾斜、破壊等を調査します。
判定内容による対応
判定の結果を建築物の所有者等に知らしめるため、判定ステッカーを建築物の出入口など認識しやすい場所に貼付し、危険がないように注意を喚起します。
特に黄色・赤のステッカーが貼られた住宅内には入らないようにしましょう。
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このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
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