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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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お肌の大敵!?健康の味方!?紫外線との上手なつきあい方(6)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・以上のように私たちは紫外線から身を守るために、帽子をかぶったりサングラスをかけたり日傘をさしたりしますが、それにも限界があります。街を歩く場合ならまだしも、アウトドアスポーツや海水浴で日傘をさすという訳にもいきません。また活発に動き回る子供を紫外線から守るには、これだけでは不充分な面があります。

そこで、サンスクリーン剤を有効に使って紫外線を防ぎ、アウトドアライフを満喫することが一つの方法として挙げられます。最近はドラッグストアだけでなくスーパーなどでも売られており、簡単に入手して使用することが可能です。ただその種類は多く、いったいどれを用いたらよいのか迷うのも事実です。

サンスクリーン剤は基本的に紫外線吸収剤と紫外線散乱剤から構成されています。前者が紫外線を吸収して熱エネルギーに変換して放出するのに対し、後者は紫外線をはね返す物理的な反応を起こします。吸収剤の方が紫外線をカットする効果が全般に高めですが、有機化合物の比率が高いため皮膚への刺激が強く、かぶれなどの副作用が出やすい傾向があります。

サンスクリーン剤の紫外線に対する効果を表わす代表的な指標としては、SPF値とPA値という2つがあります。SPF(Sun Protection Factor)はUV-Bを防ぐ強さの指標で、一方のPA(Protection grade of UV-A)はUV-Aを防ぐ強さの指標です。サンスクリーン剤のラベルにはこの両者の表示が義務付けられています。

上記の吸収剤の比率の多いものは紫外線防御効果が高く、SPF値が高めとなります。以前はSPF値が高いものほど良いとされ、競うようにSPF値の高いものが製造・販売されていましたが、その後SPFが30以上ではそれほど差がないことが判明し、SPFの上限は50と決まっています。また吸収剤の比率が高いと皮膚への刺激が強いため、皮膚が敏感な人や小児には、SPF値が高くないものが推奨されています。

しかしながら日焼けに弱いスキンタイプ1型の人や、日差しの強い時期に長時間アウトドアで活動するような場合には、しっかりと紫外線をカットする必要がありますので、SPF値が30~50と高いものがお勧めです。反対に薄曇りの日や朝夕、短時間の屋外活動などの時にはSPF値が5~20と低めのもので充分です・・(続く)

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