ロゴ制作時のヒアリングで聞かれる10の質問〜その2〜 - ロゴ・VIデザイン - 専門家プロファイル

古庄 伸吾
ロゴスタ ロゴデザイナー
グラフィックデザイナー

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古庄 伸吾
古庄 伸吾
(グラフィックデザイナー)
すずき かずたか
(絵本作家・絵本作成出版代行者)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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ロゴ制作時のヒアリングで聞かれる10の質問〜その2〜

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さて本日は前回お送りした

「ロゴ制作時のヒアリングで聞かれる10の質問」その2です。

 

【6】社名・店名の由来

これは事業に対する想い入れが一番強く現れやすい部分です。

突っ込んで聞いてみると思わぬエピソードが隠れていたりして

ロゴ制作時に重要なヒントになったりします。

 

【7】ロゴのイメージ

ストレートに「どんなイメージにしたいですか?」という事

です。後に細かく引き出すのですが、一言で説明してもらうと

ベースになる印象が決まってきますので制作しやすくなります。

 

【8】ロゴに入れたいモチーフ

例えばペットショップなら「犬や猫」、カフェなら「珈琲カップ」

など具体的なモチーフを「絶対に必要」なのか、「できれば取り

入れたい」のか、詳しく聞いていきます。

 

【9】ロゴの印象

先ほどの「ロゴのイメージ」と同じ事なのですが、今度は具体的

な単語をいくつも用意してイメージに合うものを選んでもらいます。

例えば「高級感」「親しみやすさ」「シンプル」「ゴージャス」

「格好いい」「可愛らしい」「ポップ」「落ち着き」「エレガント」

「重厚」「威厳」「爽やか」「近代的」「レトロ」等々・・・。

 

【10】商標登録の予定

基本的にロゴ作成サイトは商標登録については社外の商標・特許

事務所と提携しお客様に紹介する、という立場になります。つまり

商標に関してはお客様と商標事務所との契約になりますのでタッチ

しないのが一般的です。

ここでロゴ制作時、事前に予定をお聞きしていないとまずいのが

ロゴに使用するフォントにライセンスがあるからです。

 

フォントのライセンス条件は配布会社によって異なり、その中でも

よくある条件が「ロゴへの使用は可能だが商標登録は不可」という

ものです。フォントをそのまま使用したロゴは商標登録が不可能、

という事態になるので事前の確認が必須という訳です。

 

ロゴ制作時のヒアリングはお客様に合わせまだまだ細かな事まで

お聞きするのですが、何となくイメージは掴めましたでしょうか?

 

要はいかにしてお客様の潜在的な好み・ロゴに対するイメージを

引き出せるかという事ですので、どんなに些細な事でもデザイナー

に伝える事が最高のロゴを手に入れる近道だと思います。

 

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