- 根岸 春
- 歯・あご・口腔診療科 れいわ医院 院長
- 埼玉県
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
皆さんはテレビやマスメディア、歯医者さんで、大人が歯を失う最大の理由は歯周病であり、歯周病は細菌がひきおこす、だから菌のまとまりであるプラークを歯ブラシ等でとって綺麗にしておけば、ついでにPMTCでもっと綺麗にすれば歯を守れると教わっていると思います。もちろんこれは必要で効果はあるのですが、やはりダメになる歯は駄目になります。そういうときだけ努力不足や使いすぎ、年のせいにされます。(笑)
実は歯ダメになる理由は他にもあったのです。これが歯医者さんには分からないところなのです。
それは普段から無意識に歯に噛むような力をかけていることです。食事や発語以外に歯を使っているのです。噛む感じだけで噛んではいないかもしれません。例えば重いものを持つとき、噛み締めるのは足腰の力を入れ続けるのに噛むとやり易いから歯を使う訳です。そんな調子で歯や口を結構使っています。歩くのにも料理をするのにも使っていたりします。そういう人は噛まなくても24時間上下の歯を当てていて歯の周りと力が入っている肩や足が疲れ異常が出やすくなるわけです。どんなに綺麗になっていても歯は駄目になります。これが歯牙接触症です。
じゃあどうすればいいの?ですが力が入るのは筋肉が緊張するということなのでそれが緩めばいい訳です。どんな方法でもいいから筋肉を楽にすれば、筋の血行を良くすれば、リンパの流れを良くすれば結果的に歯を守れます。別の面から見ると、歯牙接触症を改善できれば歯を守れます。
また、歯牙接触症の時には特に,脳が認識する歯の位置が問題になります。全体としての歯の位置による影響が出ます。この部分が通常歯医者さんが言う、噛み合わせに相当します。本来歯は当たっていてはまずいので、噛み合わせというのは変なのですがね。
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