裏側は、収納棚でも椅子でも入れられる様に必要最小限の仕切りのみとしています。
椅子もテーブル椅子でなく、収納庫を兼ねた箱型の椅子なんて面白いかなと考えています。
これをリビングの中央やや右よりに配置します。キッチンに置きません。リビングに置くのです。
忙しい時はこの大きなキッチンが食卓代わりになります。又日常生活を支える作業台としても使います。家族がこのキッチンの廻りで生活するのです。
昔風に考えれば、囲炉裏端です。明治の頃までは民家では囲炉裏の廻りが台所であり、食卓であり、居間でした。日本人はこの生活に慣れているハズです。抵抗無く受け入れられると信じています。
母親にだけ、炊事を押付けないキッチンとして期待しています。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
06-6714-6693
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