- 敷浪 一哉
- 有限会社シキナミカズヤ建築研究所
- 建築家
対象:住宅設計・構造
お店は物を買うための場所、レストランは食事をするための場所。
もちろんスペシャリティということは当たり前に存在するものであり、これは現代に限らず続いてきたものなのでしょう。
しかし、それはもっとゆるやかだったはずだと僕は思います。
例えば、友達とお客さんの境界線とか、物販と飲食の境界線とか、プライベートとパブリックの境界線とか。
大きな機械の中の一つの歯車として働かされているサラリーマンや、きっちり線が引かれた敷地の境界線や、
利益を追求するために、より専門的に限定的になっていく商品などのような状態が当たり前になっている中で、
僕の頭の中はどんどん逆行しているのです。