- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
そこでは「思考がものすごく大事である」「思考が現実を作る」ということを、深く教えられます。
実際そうなのです。
ある事実があって、それに対する解釈が、つまり思考です。
言い換えると、「事実は1つ、解釈は無数」といいます。
同じ現実を見ても、ある人はそれを「難しい、ダメだ」とマイナスに解釈し、
ある人は「これは面白そうだ。できそうだ」とプラスに解釈します。
そして、その解釈に従って、その後の行動を選択していくわけですが、前者の人はだいたい「何もしない」という
選択をします。すると、そこで行動はストップし、行動がないから、その後、何も起こりません。
一方、何らかの行動をとった人は、その後必ず成果に結びつきます。
仮りに失敗したとしても、その失敗によって学びを得、かしこくなりますから、次はもっと成功しやすくなります。
先日、ある女性からこんな相談を受けました。
彼女は最近、独立し、ある健康器具を販売しようとしています。
まだほとんど実績が出ていないので、私も少しお手伝いをしてあげようかなと思いました。
そこで彼女に「エステのお店で扱ってもらったらどう?エステは得意客もいて、
健康に関心のある人が多いから売れるわよ。よかったら、知り合いのエステやってるお店を紹介するけど・・・」。
すると彼女はこう言いました。
「エステには以前、一度話しをしに行ったことがあるけど、断られたから難しいの。エステは無理」
・・・・
彼女はそういう思考の人なんです。
一度断られたという事実に対して、その後も、他のお店であっても、難しいという決めつけと思い込み。
仮りに、100件断られたとしても、101件目がOKを出すかもしれないのに・・・。
残念ながら、私は他人の思考を変えることはできません。
思考はプラスに・・・、改めて感じさせられました。