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赤岩 経大
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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歯の神経の治療について

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虫歯
今回はよく質問を受ける「歯の神経の治療」の流れの説明をしようと思います。

虫歯が大きかったり、知覚過敏が進行して、『歯の神経(歯髄)』が炎症を起こしてしまうとズキズキと痛みが出てしまいます。これを『歯髄炎』といい、いわゆる『歯の神経を取る処置』をしなくてはなりません。

この『神経を取る処置』、神経が炎症を起こしている場合は非常に

痛い!!

んです。麻酔も効きにくいので、できれば『痛みが出てから歯医者に行く』ことは避けましょう。


痛い思いをして神経を取ったとしても、これで終わりではありません。歯の神経が入っていた管(根管)を清潔にして密閉しなければ、数年後に根の先に膿がたまってしまいます。
根管は『リーマー、ファイル』と呼ばれるマチ針のような器具を使いながら清潔にする「機械的清掃」と、薬品を根管内に浸透させながらきれいにする「化学的清掃」を併用しながら行われます。

この治療は通常「1週間〜10日」ほどの間隔を空けて行われます。2,3回の治療できれいになって封鎖することができることが多いのですが、神経の炎症が強かった場合や、根の形態が複雑な場合、神経がすでに膿んでいた場合はもう少し時間がかかることもあります。(数ヶ月に及ぶことも・・)


何回か清掃を行い、根管内が完全にきれいになったところでゴムのようなもので根管内を封鎖して治療は完了となります。

根管治療は時間もかかりますし、手間のかかる治療ですが、ここできっちり通ってしっかり治さないと後々まで苦労することになりますのでがんばってくださいね。

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倉田歯科医院 院長

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