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対象:マッサージ・手技療法

檜垣 暁子
(カイロプラクティック理学士)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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めまい・・・「役割」をやめる時

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カイロプラクティック 耳鳴り・めまい・中耳炎・顎関節
以前みた、めまいの症例を一つご紹介します。

3日前位からあるめまい・ふらつき。原因は分からず、頭を動かすと強くふらつき感が出るようでした。

さっそく心身条件反射療法で無意識にある感情を確認していくと、

「役割」と''「心配」''が神経系を緊張させ、カラダに影響しているのが分かりました。それによる心身のバランスを正常に整えていくとほぼ症状は消失しました。

70歳近いこの男性は、会社経営や家庭のことで、役割や責任を背負っているようです。

患者さんが、「要するに役割をやめちゃえばいいんですね?」 と質問されました。

簡単に言うとそうなんですが、「役割」の裏にある癒されていない感情に目を向る必要があります。

終末期医療の先駆者、エリゼベス・キューブラー・ロスの「ライフレッスン」と言う本にこんなことが書いてあります。

「内なる否定性の存在をみとめることは人間の必須の条件である。その存在をみとめさえすれば、そこにはたらきかけ、それを手放すことも可能になる。人生のレッスンを学んでいくにつれて、さまざまな役割の層が一つずつはがれていき、内奥にひそむ、自分にとって好ましくないものがみえてくる。見えてきたものが自己の本質、自分の正体であり、それが悪であると言うわけではない。ただ、自分では気づかなかった一面があったというだけだ。自分が完全無欠な超善人でないことがわかったら、超善人のイメージを脱ぎ捨てて、ありのままの自分でいる時期に来たというだけのことなのだ。」

私たちは、「役割」を演じているとき、その裏に''「罪悪感」「失敗感」「傷心」''などを隠し持っています。

今、その部分に目を向けて癒してあげる時期を来ているのかもしれません。
そうカラダが教えてくれているような気がします。

山中英司

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