転機はマイナスの時に訪れる - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

宮本 ゆかり
マイウェイネットワーク 
ビジネススキル講師

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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転機はマイナスの時に訪れる

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夢を実現する力 うまくいく人の本質を学ぶ
日本で最初にノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士の人生について学ぶ機会がありました。

湯川博士がノーベル賞を受賞するまでの人生を回顧してみると、大きな転機が何度かあったそうです。

その最初のきっかけが、中学生時代の林間学校。

当時、お寺の本堂で寝ることになり、〔蚊をよけるため〕二人一組で蚊帳〔かや〕に入ることになったそうです。

そこで先生から「誰とでもいいから友達と二人組になれ」と言われたのですが、〔このクラスの人数が奇数だったため〕湯川氏が一人だけが余りました。

彼は友達づきあいが苦手で、誰からもペアになることを求められず、また自らも声をかけることができなかったのです。

この時の孤独感、挫折感が、「自分は学問に生きよう」と大きく心に誓う体験になったといいます。

その後も“物理学の研究”へと導かれる、いくつかの節目となる体験があるのですが、

どれも、一見マイナスに感じられる挫折体験です。

しかし、それを腐らずに、プラスに解釈して受け止めた結果、人生の最後に成功が待っていた・・・というわけです。

こう考えると、一見、マイナスな出来事というのは、良い転機だといえます。

だから、近視眼的になって落ち込んだりせずに、人生を長いスパーンで見てゆったり構えることが大事だなと感じさせられました。