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小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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負けざるウェブサイト

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負けざるウェブサイト



環の小坂です。

この週末はラグビーに染まっていました。

「インビクタス(負けざる者たち)」


土曜日は仕事をした後、レイトショーで映画「インビクタス(負けざる者たち)」を
豊島園のシネマで鑑賞しました。

この映画は南アフリカで開催された1995年ラグビーW杯が舞台です。

その前に27年にも亘る監獄生活から開放されたネルソン・マンデラ氏が大統領に就任し、
黒人と白人の融和を図りながら、国家の統一を目指します。
その過程で「白人のスポーツ」とされたラグビーで国の代表「スプリング・ボックス(ボカ)」を
その象徴として考え、優勝へと導くものです。

主人公のはマンデラ大統領(当時)と代表主将の2名。

実話で結末が予測できたのですが、非常にいい映画でオススメです。

「ノンフィクション」派の私は「硫黄島からの手紙」「天国からのラブレター」「沈まぬ太陽」など
実話に基づく映画を見ることが多いのですが、今回は「ハッピーエンド」です。
そういう映画は久しぶりでした。

日本選手権決勝


そして日曜日は秩父宮へ。
ラグビーの日本選手権決勝 三洋電機 ワイルドナイツVSトヨタ ヴェルビリッツの試合。
三洋電機はここ3年間リーグ戦で1位・2位・1位ながらもトップリーグでは決勝で全て敗れ「2位」。
日本選手権は連覇中でしたが、優勝したい。
トヨタも過去10年で3回の日本選手権準優勝。
トヨタ本体も米国などのでリコール騒ぎもあり、ラグビーチームに浮揚の期待が高まっています。

そんな中での対戦。「判官びいき」な日本人にとっては「どちらにも勝って欲しい」カードですね。

ところで、この試合の開催前にある表彰がありました。

先日、東京都杉並区のJR中央線高円寺駅でプラットホームから線路に転落した女性を、
避難させた都内の社会福祉法人職員、佐藤弘樹さんに
日本代表のジャージーを贈呈がありました。

佐藤さんは日本社会事業大時代にラグビー部主将だったそうです。
背番号15(FBだったのでしょうか)が贈呈されています。

さて、試合ですが、前半はトヨタのペース。
特に10番・11番・15番の動きがよく、2トライで三洋電機をシャットアウト。
12-0トヨタリードで折り返します。

後半三洋電機がPGで3点を返し、反撃を開始します。
エースのSOブラウンが後半開始早々から負傷したのかキックを15番田辺にゆずる場面もありましたが、
流れの中でのキックやパスが冴えを見せてきます。

トヨタにシンビンが出たのを気に反撃し、
敵陣でのモールから押し込んで2点差。ブラウンもモールに途中から突っ込んでいっていました。
そして、混戦からボールを奪い、最後は北川がトライを決めて逆転します。
さらに、FW戦で追加点。

トヨタも終了間際にトライを決めて追いすがりますが、
22-17で三洋電機が3連覇を達成します。

負けざるサイト


さて、冒頭で書いた「インビクタス」は「負けざる者たち」という意味ですが、
マンデラ氏を表していると思います。

「勝者」ではなく「負けざる者たち」。
27年間の監獄生活に負けず、さらに開放された後も報復に走らず、融和に走る。
まさに負けざる者たち。
三洋電機もそうです。
ここ3年間心が折れそうなときもあったと思いますが、その都度原点に返り3連覇。
毎年最後に連戦となる3強(三洋電機・東芝・サントリー)の争いからプレーオフ、日本選手権という
過酷な舞台で最後に笑う精神力には感服します。

こういった経緯もあり、今回のテーマは「負けざるサイト」

サイト運営にはこの考えが必要です。
「己を制するのは己」というようなニュアンスの話が映画の中ではありましたが、
まさにその通り。

サイトを立ち上げても、最初はなかなかうまく行かないものです。
うまくいっても、競合に真似され、追撃され、抜かれることもあります。

赤字の時期が続くことがあります。
そういうときに必ず必要な考えは
「我々のウェブサイトは世の中にとって必要だ」
「我々はきっと選ばれる」
というような考えを常に持ち続けること。

小手先のテクニックや見た目偏重、自己満足に走ることなく、
アクセス解析で冷静に分析し、
クリエイティブに戦術を考え、サイトを辛抱強く運営していく。
そういう「負けざる」考えがサイト運営者には必要であると思っています。

負けざるサイト作ります。