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よくこのような質問をうけます。
私は、少し考えながらこう答えます。
「NLPって、コーチングよりもより強い作用をもった、人の心とか認識に働きかけるスキルです」
「スキルでもあり、ふるまいのあり方でもあります」
その後、頭の中に色々浮かんできて・・・
「コミュニケーションを考えることでもありますし」
「目標達成を進めていくための考え方とも言えますし・・」
「あ。私はＮＬＰで花粉症の症状が緩和しました！」
このように話をしてしまいますので
「ＮＬＰって何？」と興味を持った方を
「ＮＬＰって一体何なんだ？」
と、さらに首をかしげるような状態にしてしまうこともあります。
ＮＬＰって何なのか？
その疑問に少し答えることができる、物語があります。
今回はこれを紹介します。
「少年とＮＬＰの物語」
という名前のついたショートストーリーです
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「NLPって何？」とある少年が母親に尋ねました。
「すぐ教えてあげられるけどまず理解できるようにあることを
やってもらわなければならないわね。」
「あそこで座っているおじいちゃんが見えるでしょ？」
と母親。
「うん」と少年。
「行って、今日は関節炎の具合はどうだか
おじいちゃんに聞いてきなさい」
少年はおじいちゃんのところへ行き、尋ねました。
「おじいちゃん、今日は関節炎の具合はどう？」
「あ、ちょっと悪いようだ」
と老人は答えました。
「じめじめした陽気のときは、いつも悪いんじゃ。」
「今日はほとんど指が動かせないよ」
老人の顔に、痛みの表情がよぎりました。
少年は母親のところに戻りました。
「悪いって言っていたよ。」
「痛むんだと思うよ。」
「ねぇ、NLPがなんだか今から話してくれる？」
「すぐにね、約束するわ」
と母親は伝えました。
「じゃ、またおじいちゃんのところに行って、
あなたがまだ小さかったころにやったことで
一番面白かったことは何だったか聞いてきなさい」
そこで少年はおじいちゃんのところに行き、話し掛けました。
「おじいちゃん、僕がとても小さかったときにやったことで
一番面白かったことは何だった？」
老人の顔はパッと明るくなりました。
そして、「あー」と笑いながら微笑みました。
「たくさんあったさ」
「お前を友達がサンタクロースごっこをしたとき、
シッカロールを風呂中にまいて雪だと騒ぎよった。」
「笑ったよ。わしは掃除せんでよかったからな・・・」
老人は、笑みを浮かべながら遠くのほうをみつめていました。
「それから、わしがお前を散歩に連れて行ったときだ。」
「いい陽気の日で、おまえは覚えたての童謡を歌っておった。」
「でかい声で・・。」
「すると、男の人が通り過ぎて、お前を嫌な顔で見よった。」
「うるさすぎると思ったんだろう。」
「そして、わしに、“この子を静かにさせてください”と
いうんじゃ。」
「そうしたらお前はその男のほうに振り返って
こう言ったんじゃ。」
「“僕の歌が頭にくるなら、
頭でやかんの湯でも沸かしてください”と。」
「そして、大きな声で歌っておった」
そう言って老人はクスクス笑いました。
少年は、再び母親のところに戻り言いました。
「おじいちゃんが言ってたこと聞こえた？」
「ええ。あなたは、いくつかの言葉だけでおじいちゃんのフィーリングを変えたわね。」
「それがＮＬＰよ」と母親は答えました。
参考文献：ジョセフオコナー『ＮＬＰ実践マニュアル』（2007）
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こんなコンセプトのセミナーを企画しました。
私はＮＬＰのスキルや知識を、
人間科学（＝人間を理解すること）の１つの有益なアプローチであると考えています。
人の成長と変化を支援する立場にある方々に
この機会を通して
私が学んだこと、考えていることをお伝えしたいと考えています。
「研修講師・人材マネジメントに関わる方々に限定して開催」
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