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- 松林 宏治
- 株式会社共生エアテクノ 代表取締役／におい刑事（デカ）
- 住宅設備コーディネーター
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対象：住宅設備
- 松林 宏治
- （住宅設備コーディネーター）
- 松本 秀守
- （住宅設備コーディネーター）
はなまるマーケット、女性セブン、J-WAVE等でお馴染み、
消臭脱臭専門会社、（株）共生エアテクノ の臭気判定士、
通称「におい刑事（デカ）」 がお届けしております。
何年か前の夏。
たくさんの臭気判定士たちと一緒に、あるプロジェクトを実行していました。
それは文字通り、におい刑事（においデカ）のにおい１１０番！！でした。
夏といっても梅雨の時期でした。
道を歩いていると、肌に触れる空気が気持ち悪いです。
とても多くの湿気を含んでいて、日本の梅雨って感じがします。
毎年の事ですけど、いつになっても慣れないですね。
この暑い中、臭気苦情解決のための、
某丸秘プロジェクトが本格スタートです。
去年もその時期、臭気調査の為にそこにいました。
そして今年は本格的に脱臭試験。
普通の人は間違いなく入れない場所。
その臭気調査をする場所は、温度は軽く４０°を超えます。
温度はまだしも、湿度は８０％以上。
なんだそれならミストサウナだ（笑）、
ダイエットだね！！
なんて甘い甘い。
なぜなら臭気判定士がいくところ、必ず不快な悪臭がありますからね。
におい刑事にとって、悪臭は見えざる敵なんです。
クサイに挑むプロフェッショナルです。
その上、臭気調査をするにはあまりにも危険な場所でもあり、
暑い最中にヘルメット着用、安全装備着用です。
そこに大型の脱臭装置を持ち込んでの臭気調査テスト。
さあ臭気判定士やニオイ刑事の出番です。
ここで悪戦苦闘しながらも、臭気調査を完了し、
見事脱臭に成功できれば、悪臭に苦しむ人を救える上に、
多くの関係者にとってもハッピーな展開となります。
さあ、臭気調査にいざ出陣！と言えば格好も良いのですのが、
実際は戦場さながらの序盤戦でした。
丸々１日かかって、汗水たらし、へとへとになる
臭気調査としても試行錯誤となりました。
暑さと臭さと湿度は臭気調査をする以上、もちろん覚悟していました。
しかしそれに加えての土砂降り。
臭気調査で嗅覚を鋭敏にしている集中の鼻に、
容赦ない雨が体を濡らし、作業を滞らせます。
さらに異常な暑さが尋常ではない量の汗を噴出させ、
臭気調査を雨と汗が動きを鈍らせます。
臭気調査は１時間もやっていると限界です。
しっかり水分補給と新鮮な空気という休息が必須です。
もちろん嗅覚＝鼻も、フレッシュエアーでリセットしなくてはなりません。
しかし休憩をすると今度は冷えるのです。
そして冷たくなった状態でまた、臭気調査に入っていく悪循環。
予想以上の悪条件は臭気調査における判断も鈍らされます。
何度も同じ臭気調査を繰り返し、失敗し、違う臭気調査を繰り返し、失敗し・・。
結局２０：００近くまで汗と泥とその他いろいろなものと戦い、
難航していた臭気調査は時間切れとなりました。
初戦ですので、これからの長丁場を考えると、計画まではもっていきたかったですが、
そこにまでは至りませんでした。
しかし劣勢だった臭気調査のスタートを
何とか出来うる範囲で挽回したといったところでしょうか。
まだ臭気調査としては、本戦には入っておらず、
臭気調査序盤の小競り合いという例えが正しいですが、
本戦で必ず勝つ段取りも大変重要ですから、
セカンドラウンドではきっちり勝つための布陣布石までやっていきます。
いや〜、懐かしいあの頃。
あの頃に比べたら、臭気調査も脱臭装置も、
臭気対策コンサルテーションも、レベルが格段にあがって、
我が社の臭気判定士や臭気対策コンサルタントも随分レベルアップしたな〜。
ただ今も、悪臭まみれの現場だけは、かわっていないな〜。
臭気調査
http://www.201110.gr.jp/2007%20syuukicyousa.html
臭気対策コンサルテーション
http://www.201110.gr.jp/2007%20syuukikonnsarute-syonn.html
におい刑事のにおい１１０番
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