- 小川 朗子
- アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 院長
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
噛むことの大切さは体や脳のアンチエイジングにも役立っているのですよ。
メジャーリーグの選手がよく、試合中にガムを噛んでいますが、その行動もけしてお下品なだけではありません(笑)
よく噛むと、脳細胞が活性化されることが医学的にも立証されているのです。ですから、しっかりと自分の歯でよく噛めていると脳が若く保たれるということです。
もちろん自分の歯であれば、それに越したことはありませんが、インプラントでも入れ歯でも、上下28本でしっかりと噛める「歯」があることが大事です。
脳のアンチエイジングだけではありません。
噛むことで、唾液の分泌が促進されます。唾液をたくさん出したほうが内臓の健康、とくに消化器系の健康にいいのです。
唾液には、お口の中の自浄作用や抗菌作用だけでなく、免疫作用や全身の若さを保つ成分も含まれていますし、「ムチン」といって、消化酵素も豊富に含んでいるため、唾液がたくさん出ていると、確実に胃腸での消化の負担が減るのです。胃腸の健康は全身の健康と言われますけど、これには唾液も深く関わっているんですよ。
ちなみに美容目的だけに思われがちなフェイシャルトレーニングも、実は唾液をたくさん分泌させるトレーニングでもあるのです!
顔やお口の若さを保つような習慣は全身の健康にもつながるとっても大切なことです。
「美」とは健康があってこそ成り立つもの。健康なしには美はありえません。
よく噛んでお口の機能を活性化させて、見た目はもちろん体全身、内部まで若さを保ちましょう☆