膨大な情報からなるマクガバン・レポートではあるが、心臓病をはじめとする諸々の慢性病、日本では生活習慣病は、肉食中心の食生活がもたらした食源病であり、もはや薬では治らず、食事の内容を改善する必要があるとして、7項目にわたる食事改善の指針を打ち出した。
要点は、高カロリー、高脂肪の食品、すなわち肉、乳製品、卵といった動物性食品を減らし、できるだけ精製しない穀物や野菜、果物を多く摂取するようにと勧告している。
牛丼屋、焼肉店、ラーメン屋が大繁盛し、乳製品に関してはまったく無知な日本人の食生活が心配である。