分配型投資信託の選択ポイント「1」 - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

土井 健司
土井経営研究所 代表
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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分配型投資信託の選択ポイント「1」

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資産運用 投資信託
現在の低金利下においては、分配型投資信託の配当収入は定期的収入の欲しいリタイア層にとって魅力がある商品の一つと言えます。
しかし、その選択を誤ると、貴重な資産の目減りに繋がる危険性をも持ちえています。

この処、ベストセラーランキングの上位には高分配型外国債券ファンドや通貨選択型ファンドなどを見受けます。
その中に分配金を毎月100円高分配型外国債券ファンドがあります。

通常、利子収入の範囲内で分配すれば基準価格は変動しませんが、利子収入を上回った分配金は基準価格の下げに繋がります。

本来は利子配当収入(費用控除後)の範囲内で分配するのが健全な分配の仕方です。

某ファンドの場合、運用報告書の分配金内訳を見ますと、経費控除後の配当収入は50円で残り50円は収益調整金となっています。
外国債券ファンドの場合、為替変動要素があるため、一見分かりづらくなっていますが、間違いなく基準価格の下げ要因です。