小売業：IT活用導入事例　IT化で出店戦略等を実現！

こんにちは、IT経営コサンルタントの坂田です。
ここでは、私がコンサルティングした、IT活用導入事例をご紹介します。

B社は、ある高齢者向け商品を販売する小売業です。
数年前に現社長が企業し、現在の不況の中でも好調な売り上げを維持しています。
その秘訣は、安く仕入れた商品を多店舗展開で販売している点です。

小売業の場合、まず、「商品自体がよいものである」、そして「安い」ということが重要でしょう。
さらに、それらの商品を売る場所を確保することが重要です。B社では本店の他に支店が3店あり、さらに委託販売店舗が50店以上あります。

良いものを安く、そして提供する場所を多く作る。これにより売上を伸ばそうというのが同社の戦略です。

一方で、急激に多店舗展開したために、商品の売れ筋管理や在庫管理が後手に回り、本社の担当者の方が1人で切り盛りさてています。同社では、将来的にも店舗を増やすのですが、今の管理体制ではとても商品管理や在庫管理ができません。

そこで、IT（販売・在庫管理システム）を活用し、商品管理（どの店舗でどの商品が売れるかなど）や各店舗及び倉庫の在庫管理を的確化し、継続的に行う多店舗化に対応しようということです。

通常このようなIT戦略は当然なのですが、同社は創業以来、商品仕入れやプロモーションなど売ることに力を入れていたので、自社でIT活用導入できる人材がいなかったのです。
ITベンダーにいきなりシステム開発を依頼するのも経験がないので、まずは私に戦略を実現するためのIT化戦略とシステムの全体計画づくりを依頼されました。

今回の事例は、ITがあるから売れるのではなく、売ることを支援するためのIT構築です。
まさに戦略を実現するIT活用導入という点では、好事例だと思います。

尚、以下に事例概要がありますので、参考してください。

小売業のIT活用導入事例（出店戦略の実現）

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