アパ・マン事業収支簡易判定
1.建築ボリュームのチェック
当該土地に建築可能な延べ床面積を把握する
2.総事業費の計算
建築コストの概算額を知る
3.年間収入と表面利回りの計算
年間収入を算出し利回りを判定する
1.建築ボリュームのチェック
1.建築可能な延床面積を把握する
延床面積(m2)=敷地面積(m2)×容積率(%)
1 土地面積(単位/m2)に容積率をかける(注意/前面道路の幅員による容積限度)
2 延床面積を算出する
2.何m2の部屋が何戸できるか?
総戸数=延床面積(m2)×戸当り面積(m2/戸)
3 役所の指導、市場調査により一戸あたりの広さを調査する
4 タイプ別の標準面積(参考1K(25m2)、2DK(50m2)、3DK(65m2))
5 希望の間取りが何戸まで建築可能か簡易的に算出する
2.総事業費の計算
総事業費を計算する/建築コスト(施工単価の目安)
総事業費(万円)=延床面積(坪)×施工床係数×施工単価(万円)+経費
6 延べ床面積を坪に換算する
7 施工床係数とは、専有(賃貸)面積を施工床面積に換算する係数(1.3〜1.5)
8 施工単価は要注意(物価上昇中)
9 経費には消費税、登録免許税、不動産取得税他(事業費の約1割)
3.年間収入と表面利回りの計算
年間収入を算出する
年間収入(万円)=月額家賃(万円)×総戸数×12か月
利回りを判定する
表面利回り(%)=年間収入(万円)÷総事業費(万円)
この段階で、
利回りが10%以下なら企画を見直す!
次回は、事業収支をもとにベストなプランニングを
金持ち大家さん(R)実践塾