日曜日に朝日新聞で、聖路加国際病院理事長の日野原重明先生の記事が目に入りました。
安静にしていることがよいとされていた常識の根拠はなく、近年ではじっとしている状態が、内臓や骨、筋肉、感覚器などにかえって悪影響を与え、消化器や泌尿器、生殖器系の器官の働きも規制され、便秘や浮腫を起こすことが分かってきたようです。
そのようなことから、カラダを動かす方が、病気の早期回復につながると言う内容でした。
日野原先生は、いっそのこと、昼間はベッドを壁の中に片付けるスタイルの病室を作ることも考えているそうです。
とても面白い発想ですよね。
実際にそのような研究データも出てきていますし、臨床現場や自分の実体験からも感じるところです。
私たちのカラダの内的環境を維持するのは、外的環境との情報交換によって成り立っています。外と内の関係性がないと、内的環境が保てないのです。
私の行っているカイロプラクティックは、まさにその関係性を整える施術法だと考えています。とても共感して記事を読みながら、そのことを改めて思いました。
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山中英司
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このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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