- 青田 勝秀
- 大国屋ビジネスコンサルティング株式会社
- Webプロデューサー
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
1.エグジットがない
ネット通販専業の事業者が企業として成立できるようになったのが1995年前後からですから、最長でも15年程度の歴史がありません。
そのために組織は小ぶりで代表者がサイト制作を行っているような企業が殆どという状況です。
創業者が現役で頑張っている企業で、昇進させてあげられる最高位のポジションは役員どまりです。
でもそんなに簡単に役員にさせることもできないので、リーダーや課長そして部長レベルのポジションを用意します。しかし、それ以降その上にあげることが出来ない状況です。
その上のクラスには創業のメンバーがいるので、創業のメンバーが抜けない限り、後で入ってきたメンバーは上に上がれない状態になります。
後で入ってきたメンバーに対して、将来的なポジションのイメージを与えることが出来ない。
そうなると後で入ってきたメンバーはその職場で学んだノウハウを生かして独立します。
その職場のノウハウを生かすわけですから単純に言うとライバル店舗を新規でOPENさせていくことになります。
もしくは、同業他社で優遇してくれるところか?ポジションが用意されるところに移っていくことになります。
2.給与以外のモチベーションを考えていない
そうやって人が辞めていく職場において、その原因を追求しない場合は給与支給額を吊り上げて慰留してしまいがちになります。
将来性を選ぶか?その場の金を選ぶか?
という選択において、デフレ化傾向が強まる日本社会においては将来性を選ぶ人が多くなっています。
将来に対する保証が国もできなくなりつつあり、無論会社もしてくれない状態です。だから、会社の将来がどうなっていくのか?その時自分はどんな職位でどんな仕事をしていくのか?が明確にしてあげないと従業員はついていきません。
言い訳をやめて計画をちゃんとつくろう
逆に言えば、こんな経済状況だし政治状況だから将来のことなんて言えないし、約束もできない。と言い訳をしてしまいがちです。
しかし、そういう社会状況だから従業員は自分の会社がどうなっていくのかを知りたいのです。従業員のプライベートな話をたくさんして、コミュニケーションが取れているから離職はしないだろうと思うのは大間違いです。
そんな話よりも会社をどうしていくのかをちゃんと従業員と向き合って話し合いをすることが離職を食い止めて、より強固なチームを作る第一歩になります。言い訳をやめて、従業員と一緒に目標に進んでいきましょう。
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