- 赤坂 卓哉
- エーエムジェー株式会社 代表取締役
- クリエイティブディレクター
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
「百貨店もユニクロや好調な通販に学ぶべき」という記事が掲載されていました。
しかし、好調だからといってすべてをユニクロや通販と対比させるべきなのでしょうか。
なぜ百貨店が低調で、
ユニクロや通販(特にテレビ通販)、ショッピングモール、アウトレットモールが好調であるのか。
●第一に・・・
明確な顧客のターゲティングが出来ているからでしょう。
百貨店の顧客層を取れている24時間生放送型のテレビ通販は、商品を買うという行為が楽しくなるような工夫を施しています。15〜30分をかけて、商品説明を延々と行います。だから売れるのであって、百貨店をはじめとする一般の小売の売り場では現実的ではありません。
しかし、商品を買う行為が楽しくなる工夫をしている部分は多いに参考にすべきです。
また、なぜ百貨店ではなく「アウトレットモール」に人が集まるのでしょうか。
もちろん、通常は高い物が少し安く手に入るという商いは魅力的でしょう。しかし、それ以上にその場に行くことへのワクワク感や期待感、楽しさが存在するからこそ支持をされているのです。
百貨店がなぜ低調なのか。
なぜ、昔は流行っていたのか。そこにヒントが隠されている筈です。
「商い」を通して、消費者がその場に行きたくなることは何かを真剣に議論すべきでしょう。そこに、答えがある筈です。
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エーエムジェー株式会社
このコラムの執筆専門家
- 赤坂 卓哉
- (クリエイティブディレクター)
- エーエムジェー株式会社 代表取締役
通販広告・店販広告を全面的にサポート
TV・ラジオにて累計2000回以上の通販番組を担当。通販において豊富な知識と実績を有する。通販や店販に欠かせない「薬事法」や「景品表示法」に深く精通しており、法律を守りながら広告として成立つ「シズル感のある広告表現」を得意としている。
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