NPO支援 サービスグラントに行ってきた - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

井上 みやび子
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東京都
Webエンジニア

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閲覧数順 2024年04月22日更新

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NPO支援 サービスグラントに行ってきた

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ニュースから
土曜日の午前中、NPO法人サービスグラントの説明会に行ってきました。最近メディアでも取り上げられている「プロボノ(Pro BONO)」プログラムをオーガナイズしてNPO法人を支援しているNPO法人です。

「プロボノ」とは



「プロボノ」とはひと言で言うと(受け売りですが、)普段仕事でしている事を、社会貢献のためにちょっと無償でする事。

個人が思い立って何かしようと思っても、自分のスキルだけでは不足だったり、もしくは要求が無償で対応できる範囲を超えてしまったり、またそもそも出会いが無かったり、難しいですね。

NPO法人サービスグラントは、支援の内容を Web 制作、パンフレット製作などの広報活動に絞って

○ボランティアの意志のある仕事人の募集
○チーム作りと支援が必要なNPO法人のマッチング
○仕事の進行のコントロール(サービス提供および要求の両方のコントロール)

を行っているそうです。
で、私は Web 制作時のプログラマーとしてこれに参加できるのではないかと説明会に行ってきた訳です。

ボランティアというよりは勉強



説明を聞いて思った感想は、「ボランティアというよりは勉強」。自分の仕事をこなしているだけではもう触れる事のできない色々な事が経験できそうです。
システムを参考にした米国の同様の組織「タップルートファウンデーション」では、応募が多くボランティアの登録合格率が何と3割。
サービスグラントでは制限は無いそうですが多くのプロフェッショナルが登録されているようです。


働き方を考える



サービスグラントは「2010年は"プロボノ"元年」というコピーで12月5日にイベントもやるそうですが、こうして見ると働くことに関する考え方は確実に昔とは変わっているんだなと感じます。

事業主としては儲けなければならないのですが、儲けだけを目指して邁進できるかというと私はそうもできず「経営者としてやっぱり失格だ」とウジウジしたりします(第一、自分の事業の儲けもままならないのに事業主自らがボランティアの説明会に行くってどうよ?ってなものです)。でもこれも社会の流れの一部なのかなと思えてきます。

また、無償提供するスキルの代わりに得るものは経験だったり人との出会いだったりする訳ですが、それが大きな価値であると感じるようになったというのも昔とは変わってきたところかもしれません。

変化の渦中にいると思うと何だかわくわくしますね。