- 近藤 壯一郎
- 台所計画工房 キッチンスペシャリスト
- 神奈川県
- リフォームコーディネーター
対象:住宅設備
- 松林 宏治
- (住宅設備コーディネーター)
- 松本 秀守
- (住宅設備コーディネーター)
前回のトラディショナルはアメリカでの「伝統」様式に倣ったスタイルでしたが、クラシックスタイルは古いヨーロッパ(20世紀以前)のデザインスタイルを踏襲した様式と言えます。
手彫りの華美で複雑な装飾を施した部材(モールディングやコーベルなど)を多用するため価格は半端じゃありません。
デザインだけを真似した大量生産品の装飾部材を使えばそんなに高くならないかもしれませんが、アメリカの富裕層はやはり「本物」を求めるのです。
このスタイルの範疇には、Qeen Ann、Tudor、Victorian、Gothic、Rococo などのデザインスタイルが入ります。
キッチンで言えば、アーチ型に彫刻されたチェリー材のキャビネット扉、クラウン(王冠)モールディング、真鍮やブロンズや鉄製の細工物のつまみ(ハンドル)、手彫りの模様入り装飾フィラー、光沢のあるグラニットのカウンタートップ、という感じのイメージでしょうか。
日本でこんなデザインのキッチンを作ろうという人はほとんどいないと思いますが、アメリカ人には前回の「トラディショナル」や、この「クラシック」がとても人気があるようです。
こんなことから、欧米ではキッチンは「設備機器」ではなくて「家具」として考えられているということがよくわかります。
日本のキッチンのクラシックスタイルといったら土間と竃(かまど)と井戸?
でも、それも面白いかもしれません。







