- 椿 邦司
- 有限会社椿建築デザイン研究所 代表取締役
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
上棟祭(上棟式)とは骨組みを組み立て、棟をあげる際に行われる祭祀です。新築される家に災いがおこらないように祈願します。
最近は上棟祭を行わなかったり、簡単に行うケースが多い中で本格的な上棟祭の現場に立ち会えたので様子を紹介します。
■棟の上る際、施工/設計/工事関係者は足袋やはっぴを着て行います
■棟に上棟幣をたて、魔除けの弓矢などを飾ります
■開式の辞・修祓・降神・献饌・祝詞奏上と行っていきます
■上棟の儀…工匠2名が棟に上り、工匠長が「千歳棟(せんざいとう)!」と唱えながら弊を盤木に打ち付けます・工匠長の合図で匠2名が棟木の本末を打ちます・2回目は「万歳棟(まんざいとう)!」最後は「永永棟(えいえいとう)!」と唱えます■玉串拝礼を行い、撤饌・昇神をし地上での神事を終えます
■続いて施主、関係者は棟の上がり棟木締めや神酒拝戴などを行います
■餅まき…2階から集まってくれた近所の方々にお餅やお菓子、福銭をまきます式後の直会では料理や飲み物が振る舞われ、建主が大工達の労をねぎらいます
詳しくはこちら↓
http://tainfo.exblog.jp/10369574/