- 伊藤 誠
- 代表取締役
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:保険設計・保険見直し
相続税の心配をしてります。
そこで、生命保険に加入すると、税金が安くなると聞いたのですが、どのようなことでしょうか。
母は病気ですが、相続税対策の生命保険に加入することはできるでしょうか。
生命保険金の場合、500万円に法定相続人の数を乗じた金額は相続税がかからないことになります(生命保険の非課税限度額といいます)。
例えば、配偶者と子の二人が相続人である場合1,000万円まで相続税がかからないことになりますので、相続税の納付がある場合で、納税額の用意ができそうもない場合には、非課税限度額を利用して相続人を受取人とした生命保険に加入する方法も考えてみましょう。
また、相続税対策として病気の母親が生命保険に加入できるかに関してですが、残念ながら一般の生命保険に加入することはできません。(病気の人を生命保険会社が受け入れないのはごくごく当然)
ただし、裏技はあります。貯蓄が目的の年金系保険には加入できます。(年齢制限はありますが)
年金受給の満期になる前に被保険者が死亡した場合、生命保険金として受け取ることができます。
他にも裏技はありますので、相続税がかかりそうな方は『FP知恵の木』までご相談ください。