(会場:大手町日経ホール)に参加をしてきました。
サブタイトルは「あかりが導く低炭素社会」です。
照明デザイナーとして有名な石井幹子氏の基調講演や
建築家や大学教授などを交えてのパネルディスカッションで、
照明の「省エネ・創エネ」を語っていました。
全体的な感想は、私のような照明のプランナー向けのものではなく、
照明器具を作っている側のメーカーや、大型チェーン店向けのものだな、
ということ。
マクドナルドやセブンイレブンが旗振り役として、
照明をすべて省エネタイプのLEDでデザインした例などが
紹介されていました。
全国すべての店舗が省エネタイプになると、
これはかなり影響が大きいですよね。
人工的な照明が普通の世の中になっておよそ100年が経ちますが、
近年のこれでもか!とたたきつけられるような照明は
暴力といっても良いのではないでしょうか?
西新宿の高層ビル街はまるで不夜城のごとく、
明るく燦然と輝いていますよね。
駅やデパートなどの商業施設の照明方法や照度が住宅に持ち込まれ、
必要な明るさをはるかに超えた明るさを撒き散らしています。
これにより、不眠を訴える人が増えているのではないかと
考えたりします。
住宅の照明は心休まるように、と願っています。