- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
そのコピーはイケてる?コピーライター入門 #5
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デザインと企画、その気持ちイイ関係。
企画・デザイン、その発想法
2009-11-10 08:15
趣味のバイクに乗っていても、気持ちのよさを通り越して、
そろそろ風の冷たさに季節の変化を感じています。
エスオープランニング、山藤(サンドウ)です。
そのコピーはイケてる?コピーライター入門のシリーズ、としてコラム掲載中です。
広告を作る上で、商品やサービスを展開する広告宣伝戦略の新ワード、「ペルソナ」について書いています。
ペルソナとは?
製品・サービスなどの開発をしていく上でも、
便利な考え方・ツールと言えます。
実は小説・脚本などを作る上では、
これまで当たり前のように行われてきたことでもあります。
広告での「組み立てられた登場人物」と言えます。
対象物が明確化すれば、人の思考はクリアになっていきます。
そもそも、人はいつも対象物に対して、働きかけているものです。
彼女にどんな贈り物をあげたら、喜んでもらえるか?
お客さんに何と話せば、発注してもらえるのか?
上司に怒られないためには、どうしたらいいのか?
コミュニケーションを円滑に行うために、キャラクターを作るわけです。
小説家は、このように自然と「ペルソナ」を作っていくのですが、
マーケティングの世界でも、「一人十色」(その時々で自分らしい)という時代になり、
ペルソナにスポットが当てられるようになってきました。
ペルソナを用いて、ターゲットが可視化されたれば、その人にどう伝えれば、
心を動かしてくれるか、言葉にしていくプロセスに入っていきます。
「訴求点」=「USP」作りのコツは「どこよりも一番」という言葉を使うこと
訴求点とは、ターゲットとなる人に対し、商品のどの点を伝えれば心を動かしてくれるのか?
そして、商品に注目し、買ってくれるのか?
その「訴求する点」です。
訴求点は二つなど複数の場合もあるでしょうし、
商品の特長だけとも限りません。
マーケティングの本を読んでいると、よく「USP」という言葉がでてきます。
次回は、この「USP」について書いてゆきます。
つづく。
参考出典: 中村祐介のコミュニケーション戦略メモ
クリエイティブ・プロダクション 広告デザインと映像のエスオープランニング