
- Dr.TSUBAKI
- ティースアート ティースアート代表
- 東京都
- 歯科医師
-
03-3541-3514
対象:矯正・審美歯科
- 東海林 貴大
- (歯科医師)
ホワイトニング後1〜2ヶ月で、茶色い着色があるとのことですが、通常ホワイトニングによって着色が強くなることはありません。ただ今まで黄色かった歯に着色した場合に比べて、白くなった歯に着色する方が目立ってしまいます。
着色が強いということであれば、次のチェックポイントを参考にしてみてください。
1.酸性の飲食物が好きではありませんか?
酸性の飲み物は、歯の表面を荒らしてしまいます。特にホワイトニング直後は、荒れやすくなっていますので注意が必要です。具体的にはフルーツジュース、炭酸飲料、クエン酸などですが、最近スポーツドリンクを水代りに飲まれる方が多いようです。それ自体は着色しませんが、一緒に摂る食べ物などが歯に着色しやすくなります。
2.うがい薬を使用していませんか?
最近は新型インフルエンザの影響で、うがいをされる方が多いと思います。うがい薬の中でポピドンヨードは歯に強く着色することが知られています。歯の白さを保つには他の製品に変えた方がいいでしょう。
3.漢方薬のシロップを飲んでいませんか?
漢方薬のシロップも歯に着色します。粉末をオブラートに包んで飲むなどすれば大丈夫です。
4.ノンペーストブラッシングではありませんか?
歯磨きペーストは使用していますか?あまり粗い研磨剤が入ったものもよくないのですが、歯磨き剤を使用しなくても着色してきます。一般の歯科ではこのノンペーストブラッシングをよく勧めていますが、全く使用しないと着色してきますので、その場合は一週間に1回程度ペーストを使用することをお勧めしています。
5.粗い歯磨きを使用していませんか?
歯磨きでできた傷に色素が入ってしまうと、通常の歯磨きでは取れなくなってしまいます。研磨剤の少ないタイプに変えてみてください。
上記以外に色素酸性菌による着色の可能性もあります。これは歯科医師に相談されたほうがいいでしょう。また表面の着色なら「リホワイト」という製品で自宅で簡単にきれいにすることができます。新宿伊勢丹や東急ハンズで販売しています。
リホワイト
このコラムの執筆専門家

- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。
03-3541-3514
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