昭和のかおり‥吉村順三展のモダニズム建築

ものづくりの現場から 2009-10-17 23:35

吉村順三記念ギャラリー　における　小さな建築展　『伊豆多賀の家』
母校の研究室の先輩であり、吉村事務所のOBでもある　原さん　より
案内をいただいていたところ　今日　やっと　うかがえました。

吉村順三氏は　戦後の我が国を代表する建築家。
軽井沢の小別荘から、大規模な事務所建築まで　作品は　はばひろい。

ギャラリーでは毎週末
２ヶ月ごとにテーマをきめて、吉村事務所が所有する図面や写真、模型
を展示しているようで、今回のテーマがこの『伊豆多賀の家』とのこと。
その　担当のおひとりが　原さん　ということです。
会場では偶然、研究室のOG（旧姓）Ｉ女史とも再会。
そういえば先々日　やはりOB・Ｏくんが　うちの事務所にひょっこり！
なぜか　ここのところ　学窓気分づいてるな‥。

このギャラリーは　かつて　まさに吉村事務所であったところ。
建主との打合せにつかったという応接室ものこり、気品がある。
展示された多くの手書図面からは、ディテール　へのこだわりとともに、
かつての　いはゆるアトリエ系設計事務所での、泥臭い作業の雰囲気を
思いおこさせます。　CADも、Macも、ネットすらない時代です。

‥『まさにこの場所で修行されてたんですね。』
原さんは　私のいった“修行”というフレーズに　笑みをこぼしました。

吉村順三記念ギャラリー

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