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- 臼井 優樹
- 株式会社ユザック 専務取締役 サポート事業部門長
- パーソナルコーチ
８）モチベーションを維持できる仕組みこそが成功のモト
こんにちは。パーソナルコーチの臼井優樹（うすいまさき）です。
みなさんは、ちょっと気が乗らないとき、やる気がなかなかでない
とき、どう乗り越えていますか？
「気合いで乗り切るのだ！」という方も多いと思いますが、チャンス
をつかむ人が実践しているモチベーションを維持する方法は、ちょっ
とスケールが大きいことが多いようです。
リーズニングする：意味づけする
何かの行動をする際、その意味付けを確認することはモチベーシ
ョンのベースとして大切です。
・それは、行動するに足りる理由があるのか
・なんでそれをしたいのか
・それができると、どううれしいのか
などを確認することが大切なのです。
しかしながら、上司からの指示や会社の方針などで、既に行動す
ることや仕事の内容が決定している場合はどうでしょう。
「自分が決めたことじゃない」
「上が勝手に決めたこと」
など、通常ではそう感じてしまうことが自然でしょう。
一方、チャンスをつかむ人は、そこを超えて行動を起こします。
・大儀を見つける（利他）
→会社や組織、社会にとっての重要な意味を探してみる
・メリットを見つける（自利）
→自分にとってのメリットにも注目してみる
成長、技術向上、スキルアップなど
これらを通して行動への意味づけをし、自分を主体として行動の
モチベーションを喚起しています。
ビジョンを確認する機会を定期的に持つ
チャンスをつかむ人は将来のビジョンを明確に持っています。
コーチングで将来のビジョンを明確にするプログラムなども多くの
方が活用しています。（弊社ビジョンメイキングプログラムなど）
日々を漫然と過ごすのではなく、ビジョンの達成を目指して精進
しているのです。
そして、種々の行動や仕事をビジョンに照らして、ビジョン達成の
ためのパーツとして考えます。
すなわち、個々の仕事や行動は、ビジョンを実現するための一つ
の小さな部品であると捉えている人が多いようです。
それにより、小さな行動や仕事でも高いモチベーションで取り組
むことができるのです。
となると、常日頃からビジョンを明確にし、確認し続けることが必
要になってきます。
そんな時に、定期的にビジョンを確認できる仕組みを持つことが
できればどうでしょう。
私のコーチングを受けるクライアントの多くが、コーチングをビジ
ョンの振り返り、確認の場としていますが、コーチングセッションと
コーチングセッションの間の期間には、それ以外の方法でビジョン
を確認することをお薦めしています。
具体的には、
【 ビジョンを確認する 】
・人と会って話をする（上司や同僚、身近な人との対話）
・自分にメッセージを送る
・手帳に書く
・ヴィジョンボード（写真を貼り、ビジョンを可視化したボード）
・スクリーンセーバー（ビジョンを言葉で表現して活用）
・リマインドメール（時限メールを活用したビジョンの確認）
・映画や読書（自分に近いビジョンを描いた作品を探して定期的に見る）
上記のようなことを実践しているようです。
その上で、個々の仕事や行動について、ビジョンに向けて意味づ
けをしモチベーションに変えているのです！
今日のポイント
「ビジョンを明確に持ち、確認することで日々のモチベーションを上げよう！」
今回は、チャンスをつかむ人の多くが実践しているモチベーション
の維持・高揚の方法をご紹介しました。
モチベーションを維持・高揚することについては、誰もが苦心する
ところでもあります。
まずは、個々の仕事に意味づけをすることから始めてみましょう。
もし、ビジョンが明確であるなら、そのビジョンに照らして個々の仕
事や行動の意味を考えてみましょう。
あなたはモチベーションが上がらない時、どう乗り越えていますか？
あなたはどんなビジョンを持っていますか？
そして、個々の仕事や行動にはどんな意味づけをしてみますか？
今回ご紹介した、ビジョンメイキングとモチベーションアップについ
ては、コーチングのテーマとして取り組まれる方が比較的多い内容
です。お力になれる機会があれば、是非、お声掛けください。
みなさんが、さらなるチャンスに恵まれますように！
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