- 池本 真人
- Div Design Webサイトの一級建築士
- 東京都
- Webプロデューサー
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
サイトの入り口の理想系
トップページの基本形はINDEX化です。
INDEXとは索引といったような意味があります。
Yahoo!や楽天のトップページを見るとわかりやすいですよね。
「トップページのファイル名はINDEXで無ければならない。
トップページは総合メニューであるのが望ましい。」
と、WWWの考案者であるティム・バーナーズ=リーは述べています。
サイト規模が大きくなるにつれ、
カテゴリ別に分類されていないと情報を探しにくくなります。
ユーザビリティが下がると、ページビューもアクセス数も伸び悩みます。
特にECサイトであれば、成約率の差に大きく繋がってきます。
初めてホームページを作る際、
ついデザインに目がいってしまいがちな方が多いです。
カッコよくしたい、可愛くしたい…
という気持ちはわかるのですが、自己満足系のサイトは、
ホームページでの収益に結びつきにくいものがあります。
使い勝手が悪いというだけではなく、そのような考えを持つサイト運営者は、
ユーザーの知りたいことを伝えるのではなく、
自分の言いたいことだけを伝えている場合も多いのです。
デザインだけでなく、文面にも表れてきてしまうのですよね。
デザインよりも実用性重視!
INDEX化といっても、Googleのトップページのようにシンプルすぎる必要もありません。
目立たせたい部分にはバナー画像や小さなFlashなどを使用してもいいでしょう。
わかりやすく、使いやすく、安心感がある。
これがトップページの最適化です。
サイト全体の訪問者数の内、
トップページからの訪問は約3〜5割といったところです。
※検索エンジンの違いやサイトの作りによって多少の増減はあります。
サブページから訪問されても、「あ、このサイトだ。」
とわかるように、メニューの統一することも基本です。
トップページの場合は、メニュー部分の基本に加えて、
バナー画像や別メニューなどを設置し、成約ポイントまで誘導することをお勧めします。
上記で安心感と言いましたが、
どのようにして安心感や信頼感を出すのかを簡単に説明します。
まずは運営者やスタッフの顔写真を掲載することです。
ネット上に顔写真を載せるのに抵抗がある方も多いのですが、
顔写真があることによる安心感は絶大なものがあります。
その他、住所や電話番号などを全てのページに掲載します。
問い合わせが目的の場合には、電話番号を目立つ場所に配置することも大切です。
サイト運営者がユーザーに望むものは、
問い合わせや申し込みが主になってくることが多いと思います。
問い合わせが目的なのであれば、
問い合わせフォームへのリンクや電話番号などは、
ページ上部にだけでなく、ページ下部や中段にも配置すると反応率が上がります。
今まで述べてきたようなことが出来ていない場合、
サイトの顔となるトップページの設計を見直してみてもいいかもしれません。
トップページの理想はINDEX化。
大切なのはSEOだけではありません。
ユーザーと運営者双方にメリットのあるトップページの最適化。
使いやすく、わかりやすく、安心性があるサイトを目指して、
トップページのINDEX化を検討してみてください。
売上に繋がるサイトの導線作りをご存知ですか?
Webサイトの一級建築士 池本真人
Div Design