- 山崎 裕司
- 山崎ひろし事務所
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
それは、たった一言「復唱」の習慣です。
上司(社長)があなたに指示をします。「○○君、ちょっとこのXXお願いしたいんだが」。
すると、その指示の瞬間に「ハイ」と了解の意思を示し、と同時に、
「エーッと、XXということですが、こういう理解でよろしいでしょうか。
期限はいつまでと考えればよろしいでしょうか」。
といった風に、再度指示内容を復唱すると同時に、
関連する質問をその場で行う、そんな習慣です。
実践してみればすぐに分かることなのですが、
ただ言葉を繰り返して内容確認を確実なものにする、
といった意味以上のものがあります。
まず、習慣化することで、これまでよりずっと確実に人の話を聞こうとする集中力が身につきます。
さらに関連する質問を重ねるために指示内容の不足部分にも注意が向き、
期日や目的など深く聞くことにもつながっていきます。その分、本当に仕事もできるようになる。
要するに、復唱の習慣、タダそれだけでこれまでとは全く聴き方が違ったモノになってしまう。
当然ながら上司(社長)からの印象も違うし、印象ばかりか
本当に確実な仕事ができるようになっちゃうんですから、あなたの評価は一気に鰻登り!
ちょっと実践してみる、その価値は確実にあると思うんですがどうでしょうか。