「実現村」にかける熱い思い - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

伊藤 健之
ユー・ダブリュ・コンサルティング 代表
経営コンサルタント

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寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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「実現村」にかける熱い思い

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ワクワク実現村
人が「幸せに」「''より豊かに''」なるために、組織はつくられました。
そうです。組織というのは、人の「幸せ」を実現するための「道具」なのです。

しかし、今、働くひとには、焦燥感、疲労感、あきらめ感が漂っています。
「楽しくない」「将来にワクワクしない」、こんな声が多く聞こえてきます。
「坂の上の雲」を見ながら意気揚々と働いていた80年代までが嘘のように。

「会社人間」「滅私奉公」なんて揶揄されていたのも、ちょうどこの頃です。
もちろん、当時にもいろいろな欠点はありましたが、今よりもずっとバランスとれていたのでしょう。

しかし、90年代に入り、日本では米国型のトップダウン、「合理性」偏重のマネジメント・スタイルが指向され、働く人の「協調」や「働く喜び」が殺がれてしまいました。合理的にデザインされた戦略や制度に「ひと」が振り回されてしまっているのです。
いつの間にか主従が逆転し、''道具である組織に「人が仕えている」''状況。
「なんだかおかしい」、内心こう思っている人も少なくありません。

私は、これをリバランス(再び調和)し、働くひとが「将来の自分にワクワクできる」組織をつくりたい。その「一心」で取り組んでおります。

だからといって、「昔に戻ろう」という復古主義でもありません。
この十数年、わが国で流行ったMBAをはじめとする「科学の知」。
それはそれで活かせばいいじゃないですか。私はそう思います。
これらに振り回されるのではなく、自分たちを豊かにする道具として「使いこなして」いけばいいだけです。「どちらかが良くて、どちらかが悪い」という二者択一の問題ではないのです。

いくつかのプロジェクトでは「人間の知」を見事に回復し、ボーナスが年3回に増えた会社があります。1社だけではありません。しかも、何年も続いています。 この厳しい経済環境の中でも、好業績を上げているのは、「人間の知」を大切にしている会社なのです。 新たな資源を投入することなく
「人のワクワクが回復し」「企業のパフォーマンスがあがる」のであれば、どんな理由があれ、「人間の知」の回復に取り組むべきではないでしょうか。

経営者やマネジメントが取り組まなければならないことは沢山あります。
しかし、働くひとそれぞれの「ワクワクを実現したい」という気持ちと行動のうえに、この時代が語られるのも事実です。

実現村では、そうした働き方を広げ、その働き方を体現している人をつなげていきたい。
「小さな波紋が影響し合って大きな波紋になっていく」ように。
こうしたウネリが、「坂の上の雲」を再び見せてくれるものと信じています。

「実現村」10月6日スタートします