先ずは毎日「お風呂」に入ることです。この場合、38〜39℃のぬるめの湯に半身浴でゆっくりと浸かることがポイントです。最低でも10分、できれば15分以上湯ぶねに浸かっていたいものです。冬場や冷え性の方は「足湯」も併用します。
半身浴にする理由は、腹部や骨盤周り、足といった下半身を暖めることが大切だからです。腰痛などを訴える方は、たいてい下半身が冷えています。中には上半身は逆にのぼせている方もおり、そういう方は上半身は暖める必要がないのです。
次に「食生活」を改善し、栄養バランスを整えることが重要です。甘いお菓子や清涼飲料水、加工食品、冷たい飲食物はできるだけ控え、新鮮な野菜や果物、豆類、海藻類、良質な水をたっぷりと摂ります。また肉や魚なども良質なものを適度に摂りましょう。
どうしても外食や宴会などが多くなってしまう方の場合には、お店でのメニュー選びの工夫が必要です。サラダなどで野菜を積極的に食べましょう。また間食としてお菓子の代わりに果物やお豆を食べる習慣もお勧めです・・(続く)
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このコラムの執筆専門家

- 吉野 真人
- (東京都 / 医師)
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