- 平原 光人
- 建築家
対象:住宅設計・構造
入口が両開きや入口の幅を広くしたりして、開放度
を高めると店内への誘導が高まります。
このようなお店では、日用品など頻繁に買物を
する商品に適しています。
宝飾品などを販売する店舗では、防犯上の点から
開放度は低く設定した方がよいでしょう。
2)透視度
ガラススクリーンなどで、店内の様子がよく見える
ようにすることで、透視度が高くなります。
こうすることで、親しみがでるようになります。
逆に、透視度が低いと高級感がでてきます。
高級専門店では、あまり透視度を低くしすぎなように
注意しましょう。
3)セットバック
店頭の道路から出入口を下げフロントスペースを
設ける事をセットバックするといいます。
店頭にスペースを設けることで、店のイメージを
高める効果があります。
駐車場にしているケースが多いようですが、ちょっと
した商品発表やイベントなどに利用したり、あるいは
看板や植木などを植え、お店のアピールすることなど
に利用できます。
注)都市計画上、セットバックしなければいけない場合や
店頭の道路の幅の関係で、セットバックしなければいけ
ない場合などがありますので、専門家に確認した上で
店舗設計をいたしましょう。
一級建築士事務所 ナユタ
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