クライアントが重厚で落ち着いたインテリアを好まれることから、真っ白なさらっとした漆喰ではなく、チークの無垢フローリングにあわせて少し色味をつけた、ざっくりとしたテクスチャーで仕上げました。
花などの置き物をつくることを趣味にされているクライアントさんで、「季節や気分に応じて、部屋の要所要所に置き物を飾りたい」というご要望がありました。
漆喰のような深みのある壁面を背景に物を飾り、照明を当てると、置かれた物はより一層映えてみえます。上質な物同士の相乗効果が生まれるのでしょうね。
漆喰のような風合いのある壁や天井は、光の当たり方や照度によって、部屋の雰囲気がさまざまに変化します。光が丘のチークハウスのリビングダイニングでは、天井際に端から端までのスリットを設け、そこに間接照明を仕込みました。天井にあたった間接光により、部屋全体が柔らかく照らし出されます。
調光スイッチにすることで、明るくしたい時・薄暗くして落ち着いた夜を過ごしたい時・・・など、気分や用途に応じて臨機応変に雰囲気を変えることも可能です。
部屋全体はやや暗めにしながらソファで本を読みたい、などという場合には、これ以外にスポットライトを設けて、手元だけを部分的に照らすというのも有効な方法です。
村上建築設計室
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