- 山本 雅暁
- グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
- 神奈川県
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
このところベンチャーや中小企業の社長さんから補助金や助成金獲得のご相談が増えてきています。
実際に、複数の事業計画や申請書を作成し、公的機関に申請するお手伝いをさせて頂きました。
今まで公的な補助金や助成金の獲得についてお手伝いをさせて頂いてきましたが、今年になってその依頼件数が急増しました。
背景には、日本経済の急激な落ち込みがありますが、理由はそれだけではないように思われます。
ご存知のように、日本の国内市場は少子高齢化の影響もあって市場規模は横ばいか縮小していく状況になっています。
この市場環境下で勝ち残っていくには、競合他社に対して差異化を図っていく必要があります。
この差異化を出すことは、別の言葉で言いますと、新規性・独自性を持つことになります。
新規性・独自性を持った技術・商品・サービスを自社の強みにしたときに差異化を実現できます。
自社の資金で新規な技術・商品・サービスを開発できない、或いは、困難な場合、公的な補助金・助成金や融資を活用して行うことになります。
私が今までご相談を受けた案件から上記のような状況が見えてきます。
この状況下、補助金・助成金・公的融資に関して多くのご質問や問い合わせを頂いています。
また、申請手続きや事業計画書、申請書などの書類作成につてもご支援要請が多数寄せられるようになりました。
私自身、300件以上の事業計画書作成の経験を持っており、この経験に基づいて上述のようなご支援要請に対して対応しています。
このたび、補助金・助成金・公的融資に関してコラムを新規に起こし、書くことにしました。
このコラムが、補助金・助成金・公的融資を自社の経営力強化に役立てたいと考えている、経営者方々のお役にたてればと念じています。
補助金・助成金・公的融資の仕組みや対象は、毎年変わっていきます。
また、通常、募集が始まりますと、1〜2カ月で締め切られることが多いです。
本コラムでは、常に最新情報もお伝えするようにしていきます。
今後、本コラムでは以下の項目について順次書いていきます。
なお、私が主に書きます補助金・助成金・公的融資は、新規事業の立ち上げや新技術の開発・試作・製造、販路開拓などの、事業開発・拡大を対象にするものです。
起業型・開発先行型の企業やベンチャー、製造業・サービス業・卸し小売業などの中小企業向け補助金・助成金や公的融資、産学連携の支援を目的にした補助金・助成金は優先的に紹介していきます。
雇用対策などの分野につきましては、対象としません。
1.補助金・助成金とは
2.公的融資とは
3.補助金・助成金を受けるための手続き
4.公的融資を受けるための手続き
5.最新の補助金・助成金:特徴と受付期間
6.採択された補助金・助成金の事例
7.採択された公的融資の事例、
など。
なお、最近の補助金・助成金・公的融資の情報は、J-Net21中小企業ビジネス支援サイトの支援情報ヘッドラインからご覧になれます。
この記事をご覧になり、ご質問があるか、或いは、補助金・助成金や公的融資を受けるための支援をご依頼される場合、専門家に相談するコーナーからご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁
このコラムの執筆専門家
- 山本 雅暁
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
- グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上
起業及び、事業拡大や経営合理化を目指す企業に対して経営コンサルを行います。大手メーカーで得た経験を活かし、補助金活用、アライアンスやM&A、市場分析に基づいた事業戦略策定・実行や事業再生を支援します。OJT研修でのビジネススキル向上を支援します。