- 敷浪 一哉
- 有限会社シキナミカズヤ建築研究所
- 建築家
対象:住宅設計・構造
まずは、既存の天袋を壊して、そしてプレカットしてもらった箱を組み立てていきます。積み上げて、並べて、やっぱりトラブル発生!
古いマンションであるため、天井も、床も、壁も、すべてが斜めなんです。なので、箱をおいてもなんだか斜めに傾いています。
さて、どうしたものか。しょうがないから箱の足に板を挟んで調整しました。そうしたらまたまたトラブル発生。
壁の出っ張りにあわせて箱の大きさを決めていたのですが、水平の調整で箱が持ち上がるとなんと出っ張りに引っかかってしまいます。
少しでも収納を多くとろうと、ギリギリの寸法まで大きくしたのがここで影響してしまいました。リフォームではゆとりを持って隙間を作ることが必要ですね。
その後、なんとか箱を水平に並べまして、間に板を通して大工工事部分の終了。
ここまでで前半終了です。次回は建具屋さん編をお楽しみに。