- 敷浪 一哉
- 有限会社シキナミカズヤ建築研究所
- 建築家
対象:住宅設計・構造
じゃあ建築家というのは、造形家なのか?
イエス だけど ノー 。
たくさんの材料を使って、大きな造形をするんだけど、実際に創るのは その中を漂う空気であり気配なのだ。
だからイエスだけどノー。
空気をつくるのはむずかしい。
なんだか上手に表現できないし。
建築というのは、それに時間という軸が合わさる。
この軸が合わさると、スライドショーというよりは、映画や小説のような感じになる。
空間にストーリーが生まれる。
その場所でフッと感じるそういう気配を、人間関係の距離感を図るよりどころにできないか。
僕がつくる建築のもっとも芯になる考え方。
それがもっとも顕著に出ているのが「コエドの家」だと思う。
確認申請も終わり、これから工事が始まります。どうぞお楽しみに。