オーストリア政府が推し進めている省エネや環境を考えた
「未来の住まい」プロジェクトの原理に基づいて建てられた2003年に竣工の幼稚園です。
外壁は木の板張りです。資料にはラーチとありますのでカラマツ材です。(写真左)
子供たちの作品の色使いもきれい。(写真右)
おしゃれな雰囲気の園内。
(以下の写真は弊社のブログにてどうぞご覧下さい)
サッシは外側を樹脂で被覆した木製サッシです。
入口と反対側、園庭側です。
屋根の上には集熱パネルがのっていました。
屋根材は99.2%リサイクルアルミということです。
屋根の断熱材の厚みは50cm。
地場産のストローベイル、藁が断熱材のようです。
石川先生と現地の説明の方。
図面の上側が入口、下側が園庭。おそらく南側が園庭。
室内の暖房はペレットストープで。
ペレットが山積みになっておりました。
木製サッシ、トリプルガラス入り。
コーンスターチ(トウモロコシのでんぷん)を利用した天井吹き付け材。
セルロースプラスター。
子供たちが大きく口をあけて天井を向いていて、
そこに天井材がパラパラと落ちてきても全くもって問題ないです、と説明がありました。
当然、廃棄時にも環境を壊しません。
アスベストとは大きく違います。
壁には地場でとれた土モルタル。
人形が座っているところが窓枠にあたる部分ですが
壁の厚みを確認することができます。
壁にも藁の断熱材、40mm位の厚みで使っています。
机やテーブルも中途半端にプラスチックやスチールなどは使っておらず、
ウッドで揃えています。
移動中のバスの中から撮影したものです。
ドイツもそうですが電柱や看板がなく美しい景色がつづきます。
エコバウツアーは、結構ハードなツアーなのですが
こういった景色には癒されます。
弊社ホームページをご覧いただきますと現場周辺地図、現場見学会の情報、
ブログでは現在建築中の現場の写真をご覧いただくことができます。
<女性建築士・インテリアコーディネーターと創る体に優しくエコロジーな家づくり>
練馬区と板橋区で高断熱高気密FP工法、省エネルギー、オール電化、
太陽光発電と自然素材を使ったエコロジーな住まいを建築する
地域密着工務店です。
株式会社 アセットフォー
http://www.assetfor.co.jp
東京都練馬区北町2−13−11
03−3550−1311
東武東上線 東武練馬駅下車 徒歩4分
このコラムの執筆専門家
- 野瀬 有紀子
- (東京都 / 一級建築士 インテリアコーディネーター)
- のせ一級建築士事務所 代表
女性のための住まい相談室
住まいの建築、購入、リフォームを考えていらっしゃる女性のための相談、サポート、セカンドオピニオン専門事務所です。一生に何度も経験する訳ではないので、解りにくい建築や不動産の事。 転ばぬ先の杖としてご利用いただければ幸いです。
03-5935-8330
「●ドイツ・オーストリア エコバウ建築視察2008」のコラム
SOL4オフィス・セミナーセンター(エコバウツアー2008)(2009/09/10 20:09)
ウイーン/フンデルトヴァッサーハウス(2008/10/27 20:10)
ウイーン/植物性科学物質研究所訪問(2008/10/26 09:10)
ウイーン/宿泊したホテルと今回の旅の先生方(2008/10/19 17:10)
ウイーン/フンデルトヴァッサー作・クンストハウス(2008/10/18 19:10)