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鳩山内閣発足
環の小坂です。
久しぶりの政権交代内閣が誕生しました。
民社国政権というらしいですが（民主党・社会民主党・国民新党）、
「三民政権」とかの方がいいのになと思いました。
官僚から国民主導へというスローガンもありますしね。
が、自由民主党にも「民」があるんですよね。
「自社さ」→「自民単独」→「自自」→「自自公」→「自公保」→「自公」と
自民党中心の政権が続きましたが、この最初の「自社さ」には
鳩山総理や管副総理、赤松大臣などは入っていて、
「自自」及び「自自公」に小沢幹事長・藤井大臣などは入っていましたし、
亀井大臣は4年前まで自民党ですから、
16年ぶりの政権交代と言っても、意外と今回のメンバーは
そんなに離れていなかったんだなあと思います。
また、公明党はその前の細川・羽田政権で今の民主党の多くのメンバーと
与党を形成していたので、共産党以外はあまり大差がないという
世の中の論評も正しいです。
さて、この鳩山政権ですが、「オールスター内閣」とも言われていますが、
名の知れた面々が揃う実力派内閣と言えるのではないかと思いますので、
実行力に期待しています。
逆に言えば「変節」さえ起こさなければ、後世にも名を残す内閣になるんじゃないかとも思います。
この内閣誕生がどんな影響を私たちの仕事に影響をもたらすのか考えてみました。
・公共事業を大幅に削減するということには期待しています。
額も大幅に減らすと思いますが、使い方も変わると思います。
いわゆる建設系中心の事業からソフト（システムや教育など）系の事業への
移行も起きるでしょうし、
入札も正常に動くようになり、天下りもなくなれば、
今まで税金を貪っていた人たちから
一般の企業に公平に仕事も行くようになるでしょう。
・IT選挙解禁
中途半端に利用されまた規制されているインターネット選挙が
いよいよ解禁されるのではないかと思います。
自民党でも賛成の人が多いようですので、法律で「やってはいけないこと」を
定めた上で、解禁されるのではないかと期待しています。
「誹謗中傷の禁止」「1ドメインまで」「必須記載事項の定め」などを
決めれば解禁できると思います。
ネットは安く選挙に活用できる媒体です。
2007年参議院選挙・2009年衆議院選挙とアクセス解析をご利用いただいた
方の数字を見ていても、ウェブサイトで候補者の情報をチェックしたり、
自分に合う候補者を探す動きは多くなっています。
2010年参議院議員選挙には間に合うように法整備を進められることを期待しています。
・エコ・子育て・教育・・・・
どんな作業を促進するかですが、エコ・子育て・教育などに
焦点があてられるのではないかと思います。
他には介護・医療なども。
夫婦共働き・介護の相互補助・公平な教育の機会などが
新たな価値観となり、それに沿った施策が実施されます。
配偶者控除の廃止＋子育て給付金や奨学金の対象拡大などが
その象徴ですが、この辺の産業も拡大しそうです。
EC通販でもポイントになりそうです。
・雇用促進
2年前は人手不足だったIT業界も、今では人余りになっています。
募集をかけると数多くの人が応募いただけます。
その中から選考するのですが、もっと雇用したいなと思うことがよくあります。
雇用意欲が高いが、先行き不安などから増員を控えている企業は多いと思うので、
そこを支援する制度があるとよいと思います。
