- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
なぜなら、睡眠は、一日の中でもっとも長時間、無防備な状態で過ごす場であり、癒されて再生する営みだからです。
潜在意識の扉が開く時は、「寝入りばな」と「起き抜け」、すなわち「寝る直前」と「目覚めたすぐ後」のほんの短い時間です。
特に寝る前の時間は重要です。
実は人間の脳は、24時間働いてもまったく疲れません。
私たちが頭を使う作業をした後に疲れたと感じるのは、実際は目や体の疲れであって、脳が疲れているわけではないのです。
ですから、睡眠時間の脳にうまく指示を出せば、潜在意識を活用することができます。
潜在意識を活用することで、意識的に生きる〔起きている時間〕と、無意識の時間〔寝ている時間〕の24時間をフルに使えます。
実は、潜在意識は、天体〔月の周期〕と密接な関係をもっています。
人間の内側のものに影響を与えるのが「月」。
外側のものは「太陽」です。
本来、「成長」は「太陽」と関わっていて、「進化」は「月」と関わっています。
内臓の漢字には「月〔にくづき〕」が付いています。
内臓は「月」の周期で動いていて、それは一日25時間と言われています。
「潜在意識」も25時間で整えるといいということになります。
「太陽」と「月」の働きは違います。
「成長」と「進化」の違いです。
人間はもはや「進化」を遂げなければならない時代に入ってきました。
「太陽」が支払いする文明から「月」が支配する文明にシフトする時代です。
「月」が象徴するものは、「女性性」や「母性」であったり、「潜在意識」であったりするのですが、そういったものが優位になる時代になりました。
だから今、女性が社会進出したり、目に見えないもの〔スピリチャル〕や潜在意識の活用ということが、さかんに言われるようになってきたのです。
睡眠時間は「月」に支配されている時間ということになりますから、質の高い睡眠をとることが、「進化」する上でとても重要なのです。
「質の高い眠りが、質の高い人生を創る」
ぜひ、睡眠環境、寝室を大切にしましょう。
では、下記に具体的な改善例をご紹介します。
【部屋の環境面】
・自分のもっている生命気に合った方角の寝室を選ぶ〔これは個別の風水鑑定が必要〕
・気が乱れるようなものを寝室に置かない。〔鏡、雑多な装飾品など〕
・壁紙は落ち着く色にする。〔青は冷えるので避ける〕
・二段ベッド、ウォーターベッドは避ける。
・ドアの前〔気が出入りする〕に寝ることは避ける。
・天井に梁が出ている場所の下に寝ることは避ける〔鋭利な気の波動を受けてしまう〕
【肉体面】
・柔軟体操をして、体を柔らかくする。
【意識面】
・寝る前に、一日を振り返って反省し感謝し祈る。
・寝る前に、自分のなりたい姿をイメージする。
・起きがけも同様に、今日一日の過ごし方をイメージする。
などです。