医療保険を選ぶポイント
保障期間を終身にするか。短期にするか。の検討があるかと思います。これは、基本的には終身がいいでしょう。ただし、60歳までに医療費のためのお金を確保できるのであれば
短期でもいいでしょう。
医療保険の選ぶポイント(保障が一生涯の保険の場合)
各社医療保険の内容はほとんど同じです。しかし、下記の項目の選び方で保険料が変わってきます。当たり前ですが、保険は確率でできているので病気になる確率の高い保障を厚くすればするほど保険料は高くなります。
<1回の給付日数の検討>
医療保険は1回の給付日数が決まっています。選ぶ給付日数により保険会社が変わります。
これが選ぶ上での一番のポイントになります。
保険料は、1回の給付日数が少ないほど保険料は安くなります。同じぐらいの保険料で考えるのならば、給付日数を短くして、受け取れる入院日額を高く設定したほうがいいでしょう。
(例)1日の入院給付額5,000円で1回の給付日数限度が120日ならば1日の入院給付額10,000円で給付日数限度が60日の方がいいですね。その理由は、1回の入院で受け取れるトータルは同じですが、給付日数限度が60日のほうが早く受け取れます。30日入院したらと考えると120日タイプのほうは、15万円しか受け取れません。60日タイプですと、30万円受け取れます。
医療保険を選ぶポイント(2)
医療保険の選ぶポイント(保障が一生涯の保険の場合)
<支払い期間の検討>
保険料の支払いを一生涯支払うのか、短期払い(たとえば60歳まで支払って保障は一生涯など)にするかの検討。保険料は短期払いのほうが保険料の先払いをするので保険料は高くなります。
<死亡保険がついているかどうか>
死亡保険がついていると保険料が高くなります。
<オプションの内容で保険会社が変わってきます。>
(例)
◆女性特有の病気になったら給付を多くもらいたいかどうか。
医療保険は入院をすると女性疾病についても給付がでますが、女性特有の病気になったらより多くの給付をもらいたい場合につける特約(オプション)が女性疾病特約という保険です。
◆がん、心筋梗塞、脳卒中のときに給付を多くもらいたいかどうか。
がん、心筋梗塞、脳卒中のときに給付を多くもらいたい場合は、3大疾病(特定疾病)特約というものがあります。
◆先進医療特約をつけるかどうか。
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このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
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「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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