そのままリビングダイニングの壁へとつながっていきます。
そこの一部に、ちいさなへこみ(ニッチ)を設け、飾り棚をつくりました。
ニッチ内の漆喰のテクスチャーは、床面と壁面で微妙に変化をつけています。
クライアントが趣味で作られているお花が飾られているのですが、質感のある漆喰の背景と照明により、一層映えて見えます。生花ではないのですが、まるで本物の植物のよう。
右の写真は、リビング側から見た玄関の夜景です。
少し離れてみると、ニッチ自体が光り輝く絵画のようにも見えます。
玄関は、日々の生活において、外と内を行き交う通過点です。
長時間滞在する場所ではありませんが、ここで気持ちをいい方向に整えて、次へと向かいたいものですね。
村上建築設計室