- 阿妻 靖史
- パーソナルコーチ
対象:コーチング
一目惚れが依存症だなんて、
言われて不愉快な思いをされた方もいらっしゃると思いますので、ちょっと説明しておきます。
全ての一目惚れが恋愛依存症というわけではありませんし、そもそも、恋愛にはどこか、一目惚れ的な要素もあるものです。初めて会ったときから、好感を持つことは、決して珍しいことではありません。
ここで「一目惚れ」と言っているのは、相手のこともまだよく知らないうちから、すごく好きになってしまい、運命の相手とまで感じてしまうような激しい恋愛感情のことです。
恋愛依存症の典型的な症状のひとつに、激しく恋に落ちる、というものがあります。
そもそも、寂しさや不安が多ければ多いほど、恋愛が始まったときの多幸感というか、全ての問題がなくなったような感じは強くなりますから、寂しさ・不安をたくさん抱えている人ほど、激しく恋に落ちるパターンになりやすいと言えます。
相手のことをまだよく知らないうちから運命の恋だと感じてしまったり、アルコールなどが入って、理性のたがが外れがちなときに深い関係になりやすいとしたら、
恋に落ちやすい心をどうにかしようとするのではなくて、
抱えている寂しさや不安を解消する方向で努力する方がよいと思います。
ネガティブな感情が癒されていくと、一人でいても、寂しいとは思うけれど、不安で生きていけないほどではなくなります。その状態になって初めて、依存症ではない、愛と癒しに向かう恋愛ができるのです。
サイトの記事、恋愛依存症もご参照下さい。