- 神谷 忍
- 神谷デンタルオフィス 藤沢インプラントセンター 理事長・歯科医師
- 神奈川県
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
と接着性レジンを使用して10年になりますが 当院での歯根の破折は著しく減少しました
大学では歯根だけになった歯牙に金属でポストをいれて土台をつくる方法を教えていました
直径は歯根の3分の1 長さは歯根の3分の2を基本として金属を鋳造して作製して セメントで
合着していました しかし金属は歯にストレスがかかった時に素材が硬すぎて 歯に対して くさび
の働きをして歯根破折を引き起こします 歯根破折は歯にとって致命的でそのほとんどが 抜歯に
いたります 5年前の医学常識のくつがえされることはめずらしくありません
現在金属で土台を作ると その強度は逆に弱くなる事が実証され
接着によるしなやかなマテリアルを使った土台作りが最も注目を集めています
ファイバーポストとコアマテリアルは10年ほど前よりいろいろためしてみましたが 現在では
サンメディカル社のi-TFCファイバーシステム
を使用してとてもいい感触を得ています
グラスファイバーといえば ゴルフのシャフトや釣り竿に使われています
また首都高速の柱の補強にもファイバーと接着材が用いられています
カーボンファイバーはF-1の骨格や多くの部品に使用され 軽くて強い事から最近は市販の車にも
フィードバックされています ブレーキのロターやボディー 内装などたくさんつかわれています
BMW M3:http は屋根がすべてカーボンで作られています
またルフトハンザ航空のシートはレカロ社製でカーボンのパーツが使われていました
このように歯科治療にも新しい素材がどんどん使われています