- 岡崎 真
- 株式会社コラボレット 代表取締役 リーダー育成コンサルタント
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
いつもありがとうございます。
クライアントでもあり親友の飲み友達から、
異動の連絡が届きました。
これから社内のアドバイザーというか、
コンサルタントの役割をすると。
同業者になりましたね。
さて異動したり、新しい仕事にトライするまえに、
やっておくといいことがあります。
それは・・・
いまの仕事を振り返って、
「うまくいった要素を図解する。」ことです。
自分の成長を認める機会になりますし、
問題解決思考も身につきます。
ですので、異動でもそうでなくても、
たまにやってみるといいですね。
そこで、前回の「変革が失敗に終わる理由。」を題材にして、
私も実践してみました。
このポイントは−−−
・組織変革では、縦に働く力(地位の力)が強く働く。
・人間関係など、横に働く力(人間関係の力)は欠かせない。
・非言語(表情・体の動作等)も活用し、横の力に働きかける。
でした。
図(チャート)を描いてみました。
ここ★をクリックして、PDFを見ながら、続けましょう。
はい。右下は、「官僚型組織」の領域です。
組織の縦に働く力(ポジションパワー)が大きく働きます。
もし、いまの仕事などで、
「なんか、おかしい・・・??」
とあなたが感じたとしますね。
しかし、
みんなで、
これまでずーっと、
うまくやってきたことは、
その組織では、
当然と思えることです。
ですから、
「おかしい・・・よね、変えた方がいいんじゃない、ね?」
と呼びかけても、
最初は議論にすらならないかもしれません。
変化の必要性を感じないかもしれませんし、
組織全体で気づきが低下している状態かもしれません。
なので、この段階には「変革!変革!と本社・・・」
という縦の力は有効と思われます。
左上は、「社会起業家」の領域ですね。
自分が出逢った「おかしい」と感じる経験を、
変えてみようと動き出す。
「そんなこと、できるわけない。」
「僕は、『できない理由』ではなくて
『どうすればできるか』を考えたいんだ。君はどうだい?」
(ジョン・ウッド)
そして共感できる人を引き寄せ、巡り会い、
力を合わせて、モノゴトを変えていく・・・
さまざまな関係の力を働かせて。
このように一枚、描くだけで−−−
お金を1円も使わないで、
発想を広げることができますし、
・仕事を振り返り、うまくいった要素にフォーカスできる。
・自分の成長を認め、自信をつけることができる。
・問題解決思考を刺激し、ビジネスで活用できる力がつく。
ので、やってみてもいいかもしれません。
頭の中で考えていると、ぐるぐる回りになることもありますが、
図という非言語も活用すると、整理しやすくなります。
ただし、完成度を期待しすぎると苦しくなります。
気楽〜にやってみてくださいね。
株式会社コラボレット
岡崎真
追伸:
元マイクロソフトのジョン・ウッドが設立した
「ルーム・トゥ・リード」のホームページ
ジョン・ウッドからのメッセージ
ニュースレター 2008年秋号: 日本語(Adobe PDF, 1.2MB)
■気づきの分かち合い
「変革が失敗に終わる理由。」について
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組織変革が、失敗に終わる理由のひとつは、
「変革を進めるのに必要な、強力な連帯を築くことを怠る」
について、
まさにそうだと思います。
現在実感をしております。
弊社でも、縦・横の連携をとても強化しております。
とくに上層部は、「一枚岩になる!」を意識しています。
上層部が違う事を言っていると、社員が動揺しますからね。
現在連帯は強化されつつありますが、
さらに強固なものになるようにしていきたいと考えています。
(一社員の意気込みですけど・・・)
(まぁさん)
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
今の混沌とした経済状況の中、
頭一つ抜きん出ている企業は
「人」「言葉」を大切にしている企業だと思っています。
どんなにITが進もうが、
人の心は「機械化」できません。
現在、Pマーク取得に向けて、業務推進していますが
最後は「人間力」で切り抜けたいと考えています。
(佐藤さん)
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