図解してから異動する。 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

岡崎 真
株式会社コラボレット 代表取締役 リーダー育成コンサルタント
東京都
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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図解してから異動する。

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リーダーの目標実現力 思考プロセスを図解する
こんにちは、コラボレットの岡崎真です。
いつもありがとうございます。


クライアントでもあり親友の飲み友達から、
異動の連絡が届きました。


これから社内のアドバイザーというか、
コンサルタントの役割をすると。
同業者になりましたね。



さて異動したり、新しい仕事にトライするまえに、
やっておくといいことがあります。


それは・・・


いまの仕事を振り返って、
「うまくいった要素を図解する。」ことです。


自分の成長を認める機会になりますし、
問題解決思考も身につきます。


ですので、異動でもそうでなくても、
たまにやってみるといいですね。



そこで、前回の「変革が失敗に終わる理由。」を題材にして、
私も実践してみました。


このポイントは−−−


・組織変革では、縦に働く力(地位の力)が強く働く。

・人間関係など、横に働く力(人間関係の力)は欠かせない。

・非言語(表情・体の動作等)も活用し、横の力に働きかける。


でした。



図(チャート)を描いてみました。
ここ★をクリックして、PDFを見ながら、続けましょう。



はい。右下は、「官僚型組織」の領域です。
組織の縦に働く力(ポジションパワー)が大きく働きます。



もし、いまの仕事などで、

「なんか、おかしい・・・??」

とあなたが感じたとしますね。


しかし、


みんなで、
これまでずーっと、
うまくやってきたことは、

その組織では、
当然と思えることです。



ですから、


「おかしい・・・よね、変えた方がいいんじゃない、ね?」


と呼びかけても、
最初は議論にすらならないかもしれません。


変化の必要性を感じないかもしれませんし、
組織全体で気づきが低下している状態かもしれません。


なので、この段階には「変革!変革!と本社・・・」
という縦の力は有効と思われます。




左上は、「社会起業家」の領域ですね。


自分が出逢った「おかしい」と感じる経験を、
変えてみようと動き出す。



「そんなこと、できるわけない。」


「僕は、『できない理由』ではなくて
『どうすればできるか』を考えたいんだ。君はどうだい?」
(ジョン・ウッド)




そして共感できる人を引き寄せ、巡り会い、
力を合わせて、モノゴトを変えていく・・・
さまざまな関係の力を働かせて。



このように一枚、描くだけで−−−


お金を1円も使わないで、
発想を広げることができますし、

・仕事を振り返り、うまくいった要素にフォーカスできる。

・自分の成長を認め、自信をつけることができる。

・問題解決思考を刺激し、ビジネスで活用できる力がつく。

ので、やってみてもいいかもしれません。



頭の中で考えていると、ぐるぐる回りになることもありますが、
図という非言語も活用すると、整理しやすくなります。


ただし、完成度を期待しすぎると苦しくなります。
気楽〜にやってみてくださいね。


株式会社コラボレット
岡崎真


追伸:
元マイクロソフトのジョン・ウッドが設立した
「ルーム・トゥ・リード」のホームページ


ジョン・ウッドからのメッセージ
ニュースレター 2008年秋号: 日本語(Adobe PDF, 1.2MB)




■気づきの分かち合い


「変革が失敗に終わる理由。」について


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


組織変革が、失敗に終わる理由のひとつは、
「変革を進めるのに必要な、強力な連帯を築くことを怠る」

について、

まさにそうだと思います。
現在実感をしております。

弊社でも、縦・横の連携をとても強化しております。

とくに上層部は、「一枚岩になる!」を意識しています。
上層部が違う事を言っていると、社員が動揺しますからね。

現在連帯は強化されつつありますが、
さらに強固なものになるようにしていきたいと考えています。
(一社員の意気込みですけど・・・)
(まぁさん)


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 



今の混沌とした経済状況の中、
頭一つ抜きん出ている企業は

「人」「言葉」を大切にしている企業だと思っています。

どんなにITが進もうが、
人の心は「機械化」できません。

現在、Pマーク取得に向けて、業務推進していますが
最後は「人間力」で切り抜けたいと考えています。
(佐藤さん)


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・