- 敷浪 一哉
- 有限会社シキナミカズヤ建築研究所
- 建築家
対象:住宅設計・構造
すぐ近所、保土ヶ谷区になにやら渓谷があると友人から聞きまして、
さっそく「カブトムシ取りに連れてけ!」
と催促されていた息子を連れて出発。
車で15分ほどで着いちゃいました。陣ヶ下渓谷公園。
お盆真っ盛りだというのに、駐車場にはうちの車だけというすばらしい空き具合でしたよ。
さっそく車を降りて木々の中に入っていくと、一気に気温が下がります。
たくさんの葉が日差しをさえぎり、草花が水分を含んでいるので、その水分がまた温度を下げる。
本来夏といっても炎天下じゃなければエアコンなんて要らないんですよね。
こういう空気を家の中でつくれればいいんですけどね。
人工的にはつくれないし、人工的では意味がないから、
家が自然に侵食されるか、元々自然があるならその隙間に家を建てるか。
日差しということで考えると、大きな屋根で温度を吸収させて、風だけ通るようにするか。
今同時に取り組んでいるタテとヨコの2軒の住宅で、いい答えを導き出したいものです。
遊んでいても常に頭の隅では仕事をしてしまう悲しい性でございますが、
どんどんと奥へと進んできます。
入り口付近は杉の木ばかりだったんですけど、中に入っていくと
ありました。クヌギ。
とりあえず幹に向かって一発飛び蹴り。
虫は取れないけど一応形式上やってみよう・・・・と。
ボテッ
ん?
振り向くと足元でモゾモゾとなにかが。
えーー!クワガタ!!!
うわー。取れちゃいました。
息子は大喜びですが、親の立場になるとうんざり。
虫取れた=飼育
になっちゃうわけですからね。
でもしょうがないです。行きの車でも約束しちゃったし。
まさか本当にとれちゃうとは。
実はもう1匹落ちてきたんです。おそらくツガイのメス。
ただし、ここの通路アスファルトなんですよね。
勢いよく落ちてきて死んじゃいました・・・。